ふちどり

後ろ見ながら前に進む、僕の日記。

ねむる

なんだか今日は眠れないので、眠ることについて書いてみることにする。 僕は基本的に、今日のように「眠れない」ということが日常あまり起こらない人間である。 高校時代から何となく朝型で、それがずっと今でも続いている。夜の10時以降はほとんど機能停止…

たべる:かんがえる

最近の僕は「食べすぎ」かつ「食べなさすぎ」だ。 例えば、常備菜のつもりで作った何日ぶんものおかずをすっかり食べ、苦しくなって動けなくなる、みたいなことをしている。 かと思えば、忙しくしていて、気がついたら何日もごはんを食べるのを忘れたりもす…

じっと

僕にはあまりじっとしていられないという性質があって、その性質がこの頃ものすごく顕著にあらわれてきている。ような気がする。 なぜだろうな、と考えてみると、これにはおそらく僕が今置かれている人生の段階というか、僕自身の意識の上での過去と現在と未…

匂いとその人

今日は雪が降っていてなかなか外に出る気になれず、夕方になってやっと外に出た。 雪道をざすざす歩いて、店に入ってしばらくして、手から玉ねぎの匂いがすることに気がつく。 こういう料理中についた匂いって、料理をしている最中は鼻が慣れてしまって気に…

うごく、すすむ、きまる

来週、僕はまた旅に出る。 今回の旅は短い。ほとんど行って帰ってくるだけみたいなものだ。誰かに会いに行くわけでも、何かを見に行くわけでもない。ただあることについて決心するために行く。 物理的に前に進む、移動するということと、精神的に前に進むこ…

明るい話をしよう

昨日はバレンタインの波にのまれて(?)暗めの話をしてしまったので、今日はタイトル通り明るい話をしようと思う。 実は僕はいまとてもわくわくしている。というのも、あることがもうすぐ完結し、さらに次の終わりの見えない段階に入ろうとしているからだ。 …

恋の熱は冷めれど

バレンタイン。 世の中はいつの間にかバレンタインと言えばチョコレートということになっていて、おいしそうなチョコレートがたくさん並ぶ。それはかなりうれしい。 店先に並ぶ様々なチョコレートと、それに合う様々なコーヒーの組み方を考えたりしていると…

不在証明

何かが「ある」ということを述べるにはその「あるもの」を指さすだけで良くても、「ない」ということを述べるには「かつてあったもの」、「いまありそうなもの」、「これからあるかもしれないもの」というすべての「ある」可能性を「ない」と指さして回らな…

透明な1円玉

僕には最近ずっと気になっていることがある。 なんて書くと、なんだか思わせぶりで、書きながら少し愉快な気持ちになる。でもまあそんな大した話ではない。それは次のようなこと。 よく通る道に、1円玉が落ちている。 路面は茶色いレンガ調。そこに落ちてい…

restart

ブログを書くの、かなり久しぶり。どんな感じで書いていたっけ。 この数ヶ月、僕を取り巻く環境、特に人間関係がぐちゃぐちゃのめちゃめちゃで、わけがわからなくてブログどころではなかった。 その混乱が表面上(そう、あくまで表面上だが)それなりに落ち着…

もっと

なんだかこの頃、すごいなあ、が口癖になりつつある。 周りの生きている人みんなすごいなあ、とばかり思っている。ほんとうに。 生きているのすごいなあ、などと書くと馬鹿っぽいというか、翻って馬鹿にしているのか?というようにも見えるが、そうではなく…

台風ハイ

台風ハイ、というものがあると思う。 少なくとも僕にはある。 偏頭痛持ち故、台風に限らず荒れた天気の直前は鈍い痛みが続く。 しかし台風が来てしまえばあっさりしたもので、頭痛からは解放される。つまり外が雨嵐大荒れ、という時にはすこぶる調子が良くな…

歯が浮くような

歯が浮くようなキザなセリフ、などと言うが、今回はそちらではなく。 本当に、物理的に身体的に、歯が浮くような感じがして困っている、というお話である。 僕は数年前から顎関節症で、あくびをするともれなく顎が外れそうになるという性質がある。 あくびを…

放っておきたいこと

大人とされる年齢になっても、知らないことやよくわからないまま放置していることがたくさんある。 例えば、「無料」のアクセントの位置。 ずっと僕は後ろにアクセントがくるものだと思っていたのだけれど、ある時耳にしたラジオCMでは「無」にアクセントを…

なんでもない日

昨日は、久しぶりに友人たちを家に呼んで、ご飯を食べて、そしてひたすら話をした。 どうでもいいような、どうでも良くないような、よく分からないことについて何時間も話をした。 夜遅くに解散して、僕は片付けをしながらしばらく余韻にひたった。口もとは…

夏の癖

肌寒い。軽く羽織るものがないと、風邪をひいてしまいそうだ。 すっかり秋のようだけれど、これがフェイクなのを僕はわかっている。いつもこうやって涼しくなって騙される。まだたぶん完全に夏が終わってはいない。半袖はまだ片付けてはいけない。 蒸し暑い…

分岐点

僕は今、いわゆる人生の分岐点に立っている、と言えると思う。 僕の前には今大きく2つの選択肢がある。ひとつは、それなりにやりたいことができるかもしれなくて、それなりに周囲からの社会的信用も得られて、大変でもそれなりにやりがいもあるだろう、とい…

急降下

こわい夢を見た。空から落ちる夢。落ちる夢の時はいつもそうだけど、もうだめだ、死んじゃう、と思った後に、体がすうっと消えていく感じがする。落ちている最中に飛び起きたから、すうっと消えたあとどうなったのかはわからない。 今回の夢はこうだ。私はマ…

色を逃れる

ふと、三色の呪縛から逃れてみようかな、と思った。 三色の呪縛とは、僕の「色を纏う」という記事に書いてあるとおりである。以前の記事では、三色が何色かは秘密などと述べているが、特に隠すこともないと思い直したので書くと、その三色とは青・白・黒であ…

ついていない日

昨日はやたらついてない1日だった。まず、イヤホンをポッケに入れたまま洗濯してしまった。ちなみにそのイヤホンは昨日新調したばっかりだった。そして、会えることをかなり楽しみにしていた人との約束があやふやになった。僕は、あったはずのこと、予定され…

まっしろな夢

久しぶりに夢を見た。真っ白に塗られた道路、真っ白に塗られた家、いちめん白い雲に覆われた空。 物という物が全て白で構成された世界。そこには僕以外に誰も人がいなくて、とても静か。 天国というのはこんな感じだろうか、と夢の中の僕はぼんやり考える。 …

ぷかぷか

僕のおじいちゃんは、いつも煙草をふかしていた。 とても幸せそうに、満足そうに、けむりをぷかぷか吐き出していた。 おじいちゃんに会うのは、夏休みやお正月など帰省したときだけだったけれど、帰るたび孫である僕のことをとても可愛がってくれた。 でも、…

鼻に棲む虫

鼻水が詰まっている時って、頭から鼻にかけて虫が棲んでいるみたいだなあと思う。 少し汚い話ではあるが、色も、黄色がかったみどりとかだし、芋虫っぽい。 熱があるが意識ははっきりしていてとても暇だったので、天井を見つめながら次のような話を考えてい…

冷やし担々麺事件

この事件が起きるまで、僕は、自分から好んで辛いものを食べない人間だった。 なぜなら、いかにも辛そうに見えるものを食べて、おいしいと思った経験がほとんど無かったからだ。辛そうなものはおいしくないもの、という式が頭にインプットされていた。 ここ…

消えためがね

帰り道、メガネが落ちていた。 ピンク色のつや消しのフレームで、妹が掛けていたものと少し似ていた。しかしこんなところに妹のメガネがあるはずはない。そのまま通り過ぎた。 しかし通り過ぎて五歩くらい先に進んだところで、いや、交番に届けるんでなくて…

ぷちぷち

あの‪緩衝材のぷちぷちをつぶすみたいに、一個ずつ、地味に、着実につぶしていくのが一番の近道である、というのは頭でわかっているのだけれど。 自分の納得のいくをするために何をどれくらいどうすべきなのか、つぶすべきぷちぷちが残り何個あるのか、それ…

にっぽんの茶

このごろ何となくお茶に興味がある。 お茶、と言っても茶道、ということではなく、興味があるのはその種類と味わいについてである。 僕はお茶もコーヒーも毎日同じぐらいよく飲む。 コーヒーについては、一時期かなり凝ったことがあって、どこの豆がどのよう…

野球場

アパートから歩いて数分のところに野球場がある。 僕は野球のルールを知らない。知らないけれど、人間がボールを投げたり取ったりするのを眺めるのは好きだ。だからたまに試合を観に行く。 ルールも知らずに観て何がたのしいのかと言われる。そんなの、ルー…

色を纏う

僕には身に付けるもの、特に洋服について少し変なルールがある。ルールというか、そうしないと落ち着かないのだ。それは何かと言うと、「色」である。 何色かは秘密だが、ある三色で構成された洋服を纏っていると、かなり落ち着く。この感覚はいまだに上手く…

なまずになる

人の少ない喫茶店で、僕はなまずになりたい、とその人は言っていた。 初めは、何やらよく喋る男の人ふたり連れだなあ、というくらいだった。隣のテーブルに居合わせた僕は、読んでいた小説に目を落としながら、聞くとはなしに彼らの会話を聞いていた。 何を…