ふちどり

後ろ見ながら前に進む、僕の日記。

鼻に棲む虫

 

鼻水が詰まっている時って、頭から鼻にかけて虫が棲んでいるみたいだなあと思う。

 

少し汚い話ではあるが、色も、黄色がかったみどりとかだし、芋虫っぽい。

熱があるが意識ははっきりしていてとても暇だったので、天井を見つめながら次のような話を考えていた。話というか妄想だ。

 

鼻が詰まっている。鼻水というのはほんとうは虫なのだ。鼻からずうっと脳みそまで、虫が蠢いて進んでいって、僕のからだは侵食される。

それにより頭痛が起きるのだ。つまり虫に脳みそを食べられている。どんどんばかになる。ぼんやりしてくる。熱が出る。横になる。


しばらく寝ていると、鼻水がたれてくる。虫が、僕の脳みそを食べ成長する速度があんまり早すぎて、僕の体内に留まっていられず、鼻の穴から溢れてくるのだ。鼻をかむ。かわいそうな虫たち。ティッシュにくるんでさようなら。

 

それでもまだ鼻が詰まっているから口で息をする。いつもよりすこし吐く息があたたかい。それは虫たちの熱気である。

 

 

熱を出すとろくなことを考えない。恐ろしい限りだ。大人しくおでこに冷えピタを貼っつけて眠っているべきだと思った。